お迎え搬送とは
お迎え搬送とは、従来の「患者さんが病院に運ばれてくる」という形ではなく、”病院が地域へ出向き、患者さんをお迎えに行く”という新しい搬送の取り組みです。
地域の病院・クリニックや高齢者施設などで、急な体調不良や検査・治療で当院への入院が必要になった患者さんのために、病院の救急車でお迎えにあがります。
病院救急車の特徴
当院所属の救急救命士及び看護師が同乗し、搬送中も患者さんの状態を確認しながら対応します。搬送中は当院の医師と映像で連携し、リアルタイムで情報を共有し、必要な指示を出すことが可能です。(映像伝送システムの活用)
※映像伝送システムについてはこちらをご参照ください。→(映像伝送システムについて)
ご注意とお願い
・消防隊の救急車とは異なり、「緊急走行(サイレン・信号優先)」は行いません
・搬送できるのは、症状が比較的安定している方です。
(*詳細については、対象患者さんについてをご確認ください。)
・病院への「送り」のみ対応で、「帰り」の搬送は行っていません
・利用にあたっては、紹介状などの書類準備をお願いする場合があります
・患者さんのご自宅にはお伺いできません
対象患者さんについて
【お迎え搬送可】
①当日中の外来治療、入院治療が必要な患者さんで、緊急走行せずに、余裕をもって医療機関へ搬送することができる症状の安定している場合
②転送、打撲で骨折が疑われる患者さんで搬送中の安静が守られる場合
③点滴投与、酸素投与中の患者さんで、搬送中の輸液投与滴数、酸素濃度の指示が医師から出ている場合
④普段見られている不整脈がある場合
【お迎え搬送不可】
①急な血圧低下、酸素低下、意識低下
②急な胸痛、背部痛
③急な喘鳴、呼吸苦、激しい咳嗽、喀血
④我慢できない腹痛、急な腰部痛
⑤激しい嘔吐、吐血、下血
⑥激しい頭痛、けいれん、急な失神、麻痺、 呂律障害
⑦熱傷(やけど)
対象エリア
大村市、東彼杵町
(他の市町については、ご相談ください)
対応可能時間
月曜日~金曜日 9時~16時連絡分まで(祝日除く)
※病院の状況により対応できない場合があります
ご利用の流れ
- 1:受付・相談
かかりつけ医や施設のスタッフが、地域連携・患者支援センターへ連絡
- 2:院内調整
市立大村市民病院の医師が患者さんの状態を確認し、搬送の可否を判断
- 3:搬送決定
搬送が決定したら、市立大村市民病院の救急車が現地に向かいます
お問合せ
地域連携・患者支援センター
0957-52-1800
FAX
0120-378-375