当科では先天性心疾患を主とした小児期から若年成人までの心臓疾患の外来治療・管理や学校心臓・腎臓検診の二次検診を中心に、夜尿症、慢性頭痛、起立性調節障害などの治療に注力しています。また、関連施設と連携して軽度の発達の遅れに対する言語訓練・作業療法の受け入れも行っています。

急患については午後からも随時受け付けています。

受診にあたって紹介状は必ずしも必要ありませんが、基礎疾患がある方は治療薬や検査結果がわかる資料をお持ちいただくとスムーズに診療が進みます。
当科では紹介状をお持ちでない患者さんから初診時に別途頂いている料金（選定療養費）は頂いておりません。

受診をご希望の方は、待ち時間が無いように受診時間の調整を行いますので、お電話で事前にご連絡をお願いいたします。

※ お電話で「小児科の予約の件で」とお伝えください。

午後からは専門外来となり、予約制です。
申し訳ございませんが、夜間・休日等の対応は致しておりません。

先天性心疾患は昔は子どもの病気でしたが、診断・手術などの医療技術の発展に伴い、近年では成人患者の数が小児患者の数を上回るようになっています。根治手術ができなかった患者さんや、小児期に手術を受けて一旦は完治したと考えられていた患者さんでも術後の遠隔期合併症・遺残症が加齢とともに顕在化する場合もあります。当科では成人先天性心疾患の患者さんができるだけスムーズに適切な医療を受けられるように外来管理を行っています。入院治療が必要な患者さんについては当院内科や長崎医療センター、九州大学病院、長崎大学病院、久留米大学病院とも連携して診療にあたっています。